starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

橋下徹氏、赤沢大臣「格下」発言批判を逆批判「民間経験ない国会議員が…」トランプ交渉を評価


元大阪市長の橋下徹氏は、フジテレビの番組で米国訪問中にトランプ大統領との交渉で奮闘した赤沢亮正氏の対応を高く評価しました。番組では、赤沢氏がトランプ氏のスローガン「MAGA」帽子をかぶった際の写真が紹介され、これに対するスタジオゲストや専門家の意見が分かれました。橋下氏はこの行動を「立派な政治家としての態度」と評価し、赤沢氏の交渉術として公私を弁えた対応だと擁護しました。また、大阪・関西万博のキャラクター「ミャクミャク」の土産をトランプ氏に渡した赤沢氏のセンスも称賛しました。

橋下徹氏(2023年7月撮影)

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(55)が20日、フジテレビ系「日曜報道THE PRIME」(日曜午前7時半)に生出演。米国トランプ大統領が突如参加した関税交渉で、日本側の首相特使として訪米、交渉した赤沢亮正・経済再生担当相のふるまいを高く評価した。

番組では、当初日本側がベッセント財務長官らとの協議のみを想定していたが、赤沢氏が飛行機でワシントンに向けて移動中に、トランプ氏が自身のSNSで自らの参戦を表明した経緯を説明。赤沢氏がトランプ氏を前にして、同氏のスローガンである「MAGA(アメリカを再び偉大に)」のロゴが入った赤いキャップをかぶって笑顔をみせた写真も紹介した。

スタジオゲストで自民党同期の片山さつき参院議員は「赤沢大臣、頑張っていただいて、石破総理が一番信任する腹心ですから、アメリカ側がきちんと受け止めるに違いないと思って、その通りでした」と党内の評価があることを紹介。「MAGAの帽子をかぶることは友好の印で、スタートはいい形」と私見を展開した。

一方、上智大の前嶋和弘教授は「表敬訪問であいさつのところだったら、サインを頂いてこの帽子をかぶるというのはすばらしいと思うんですが、交渉としてみると、『アメリカを偉大に』という帽子を日本の代表をかぶらせて、この写真を撮らせて。『軍門にくだったな』というイメージすら、言葉は悪いかもしれないけど、アメリカ国民に与えると思うんですよね。従順なゲストだった、というイメージづくりをトランプ側はしちゃった。でもなかなか難しいところです。日本側はトランプさんを怒らせてはいけないので、かぶらざるを得ないんだけど、何ともいえない」と疑問符も付けた。

これらの意見を受けた橋下氏は「僕は前嶋さんと真逆で、立派な政治家としての態度、ふるまいだったなと思いますね」」と断言。「赤沢さん、『格下』発言をして『自分はトランプさんよりだいぶ格下だ』ということを言って、国会で立憲民主党の野田(佳彦)さんなんかは批判をして、そんな卑屈になるな、みたいなことを言ってましたけど、国会議員の皆さん、民間での営業をやったことないんでしょうね」と指摘すると「営業なんか、当たり前じゃないですか、まずはトップとの間合いを埋めていく」と、赤沢氏の交渉術を評価した。。

橋下氏はさらに「赤沢さんがこの後の閣僚協議で、このキャップをかぶって交渉していたら、これは問題ですよ。でも閣僚協議はものすごい厳しい、眼光鋭い顔つきで、キャップなんかかぶらずに交渉をやるわけですよ」とコメント。「でもトップと会うときに、これぐらいの愛嬌(あいきょう)をやって間合いを詰めていく、なんていうのは民間だったら当たり前。そういう民間の経験がない国会議員が赤沢さんの発言を批判しているんだと思います」と、赤沢氏への批判についても逆批判した。

ここで梅津弥栄子アナウンサーが「そういう意味ではミャクミャクの貯金箱の写真も…」と、赤沢氏がトランプ大統領に持参した、大阪・関西万博キャラクターの土産について触れると、橋下氏は「ミャクミャクを持っていってくれたことで、僕は赤沢さん、立派だと思っている。よく選んでくれた。万博の会場内限定商品なんですよ。よくぞ、これを選んでくれた」と冗談も。ただ最後は真顔で「でも赤沢さん、立派な態度、ふるまいだと思うので、このままやってもらいたいですね」と結んだ。

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.