
40年目を迎えたミュージカル「アニー」(19日から、東京・新国立劇場)の初日前会見が18日、同所で行われ、アニー役の丸山果里菜(10)小野希子(10)らが意気込みを語った。
昨秋のオーディションでアニー役を射止めた2人。丸山は「選ばれた時は『本当にアニーなの!?』ってくらい夢の中にいるようで、めちゃくちゃうれしかったです。とにかく元気100%のアニーを演じていきたいです!」と笑顔。小野も「初日はすごく緊張するし、でも楽しみな気持ちもあります。明日、頑張ります!」と意気込んだ。
今年で40年目を迎える「アニー」。長く愛される理由を聞かれた小野は「アニーの前向きさや明るさ、面白さをお客さんみんなが大好きだから、長年愛され続けていると思います」と答えた。また、丸山は地方公演で楽しみにしていることについて「大阪の時のお昼ご飯はキャラ弁って聞いたので、食べるのが楽しみです」と場を和ませた。
ウォーバックス役の藤本隆宏(54)は今年で8回目の出演となる。「40年続くってすごいこと。いかにすばらしく、長年愛されている作品なのかということを感じながら演じさせていただきたいです」と話した。
今回のアニー役の2人についても「すごく純粋なんだよね。自分の言葉で発するピュアさがいいなと思うので、2人とやれるのが楽しみです」とほほ笑んだ。
グレース役の愛原実花(39)は「毎日稽古場に来るのが本当に楽しくて幸せな日々でした。この幸せが客席にも伝わるのではないかと、すごく楽しみです」とにっこり。藤本は「グレースさんが本当に面白いんですよ!」と期待を高め、愛原は「受け止めてくださる皆さんがいるからこそ」と照れ笑いした。
ほか須藤理彩(48)、赤名竜乃介(24)、浜崎香帆(27)、19年からアニーの相棒の犬サンディ役を務めている家康が登壇した。