
女優吉田羊が9日、都内で映画「パディントン 消えた黄金郷の秘密」ジャパンプレミアに出席した。
全世界で3500万部を売り上げたロングセラー児童小説の実写映画。16年公開の第1作と18年公開の第2作合わせて900億円の興行収入を記録した。本作では、失踪した育ての親のルーシーおばさんを探す冒険を描く。吉田は老グマホームの院長、クラリッサの日本語吹き替え版声優を務める。
自身の新生活を迎えた際の思い出を問われると、「20代で福岡から上京した。夕方5時に出て翌朝8時に西新宿のバスセンターに着く高速バスで上京した」と思い出を披露。
さらに「福岡のバスセンターに両親と姉が見送りに来てくれて、両親は意外と『行ってらっしゃい』って感じで見送ってくれた。でも東京について電話ボックスに入って実家に電話したら母が向こうで泣きながら『もう帰ってこないと思ったら涙が出たよ』と言ったんです」と回想した。
続けて、新生活を迎えた人へ向け「人生の主役はあなた自身。ハンドリングするのもあなた自身。誰もあなたの人生を壊すことはできません。ぜひ、自分の感性と感覚を信じて、自分の人生を突き進んでいってください」とエールを送った。