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宝塚歌劇団演出家、谷正純さん死去 骨太作からオペレッタ、映画、時代小説…多彩な作品生み出す


宝塚歌劇団の演出家である谷正純氏が72歳で亡くなった。谷氏は1979年に宝塚歌劇団に入団し、多くの舞台演出を手がけてきた。特に90年に宝塚大劇場でデビューした「秋…冬への前奏曲」や、95年の「エデンの東」、98年の「SPEAKEASY」といった作品が知られている。また、彼は多岐にわたるジャンルを手がけ、「宝塚らしい正統派」として評価された。葬儀は家族葬で既に行われており、お別れの会は未定。最後の作品は2021年に月組スター風間柚乃が主演した「LOVE AND ALL THAT JAZZ」であった。

※写真はイメージ

宝塚歌劇団は8日、演出家の谷正純(たに・まさずみ)さんが5日に亡くなったと発表した。72歳だった。

同劇団によると、通夜、葬儀はすでに家族葬として終えたという。お別れの会開催については「未定です」とした。

谷さんは、79年に同劇団へ入団。86年、宝塚バウホール公演「散る花よ、風の囁きを聞け」で演出家デビュー。90年「秋…冬への前奏曲」で、本拠地の宝塚大劇場作デビューした。

海外物、国内物を問わず、骨太な歴史物や恋愛劇を手がける“宝塚らしい正統派”として知られる一方で、ファンタジー作やオペレッタ、映画や時代小説や落語の大ネタなど、多様なジャンルから作品を生み出した。

代表作は95年「エデンの東」、96年「CAN-CAN」、97年「EL DORADO」、98年「SPEAKEASY-風の街の純情な悪党たち-」、02年「プラハの春」、03年「野風の笛」、09年「ZORRO 仮面のメサイア」、12年「サン=テグジュペリ-『星の王子さま』になった操縦士(パイロット)-」、16年「こうもり」、18年「ANOTHER WORLD」などがある。

また、植田紳爾氏の脚本・演出による「ベルサイユのばら」などの共同演出も多く、昨年の同作品でも演出を手がけた。

谷さん自身のオリジナル作としては、月組スター風間柚乃が主演した21年の宝塚バウホール公演「LOVE AND ALL THAT JAZZ」が最後となった。

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