
夢のステージにいつか立つ。中学3年でクラウドファンディングを利用して上京を果たした女優の方城りあ(15)。
福岡県北九州市出身で、中学1年のころから芸能活動を開始した。アーティストとして「東京ドームのステージに立つ」と意気込み、昨春に都内の中学校へ転校。高校生となるこの春からは23年4月に開校し、ゆうちゃみらが講師として登壇する独自カリキュラムで話題を呼ぶ高校卒業資格のとれる女子校「渋谷女子インターナショナルスクール」(渋女)に入学予定。このほど取材に応じ、親元を離れて奮闘する今の生活や今後の目標について語った。
昨年12月に行ったクラウドファンディングは渋女の学費補充が目的。中学生が取り組む例は珍しく、お礼動画やチェキプレゼントなどを返礼品に募集し、120万円の目標に対して約150万円が集まった。これで少なくとも1年目の学費はまかなえるといい「残りは自分でお仕事を頑張って支払いたいと思っています。みなさんの気持ちを大事にしながら頑張ります」と力を込めた。
福岡時代はアイドル活動などを行っており、さらなる飛躍のため上京を決意。若干14歳で所属事務所の寮で1人暮らしを始めた。しかし、保護者と共に都内転入しなければ公立高校受験ができないといった制約などに直面。悩んだ末に、私立高と学費も大きく変わらず、年代の近い芸能活動経験者やインフルエンサーらも多く入る渋女入学を決めた。
創立3期目の学校には過去最多30人以上の同級生が入学予定で「1度みんなに会う機会があって、それぞれがコミュニケーション能力が高くて明るい。施設もきれいですし、SNSを頑張っている子も多いので、私も頑張っていきたいなと思いました。英検準2級がとれる授業とかもあるので、語学にも力を入れていきたいです」と意気込んだ。
しばらくはミクチャなどでの配信や、演技の仕事など多方面に経験を積みながら活動していく。幼少期は広末涼子や松浦亜弥、モーニング娘。に憧れていたといい「小学1年の頃から壁に向かって歌っていましたね。知名度を上げて、いつかは大きいステージに立ちたいです。またこっちでもアイドルグループに入って活動を経験してみるのもいいかなとも思っています」と話した。
4人きょうだいの長女で、祖父の影響で小学1年から始め、ベスト89の腕前を持つゴルフ、父の影響で小学5年から始めたサッカーではFWを務めるなど、才能は無限大だ。ほぼ毎日欠かさない配信活動や、早起きしてのリフティング練習、打ちっぱなしでの鍛錬など「人の意見を素直に聞けて、努力できるところがいいところだと思います。周りからも言われます」と語る。今回の渋女入学にあたっても面接などで自己アピールする特待生オーディションを受け、見事準グランプリを獲得。学費半額免除を勝ち取った。1人暮らしも楽しんでいるといい「お金の管理が好きですし、洗い物をしたり、そうした経験を中3で経験できているのが楽しいなと。大人になった気分です」と笑顔をみせた。
大きな目標は「1人で東京ドームのステージを埋めること」と掲げた。同世代でNHK紅白歌合戦出場を果たしたtuki.らの存在に「すごいですよね。刺激になっています」と口にし「1人でドームを埋められるのは何億分の1くらいの確率で難しいことだとは思いますが、チャレンジしてみたい」と見据える。東京での活躍から地元福岡への還元も誓い「いつかは福岡のテレビとかにも呼んでいただけるように頑張ります。何事も素直に認めて頑張るので、アドバイスお待ちしています!」と呼びかけた。
◆方城りあ(ほうじょう・りあ)2009年(平21)9月9日生まれ、北九州市出身。中学1年から芸能活動開始。アイドル活動やライブ配信などで活躍する。WEGOとスクールアイテムを共同開発する現役女子高生アンバサダー、アオハル部員8期生。ゴルフインフルエンサーを発掘するミクチャで行われた「ガールズゴルフオーディション」初代グランプリ。ホラーチャンネル短編映画で主演を務める。4人きょうだいで、弟2人と妹1人がいる。
◆「渋谷女子インターナショナルスクール」 女性向けファッション誌「egg」(現在はウェブ版のみ)の元編集長、赤荻瞳氏が校長を務め、23年4月に東京・渋谷に開校した女子校。グローバルインフルエンサーコース、クリエーターコース、起業家コース、進学コースの4種類で、高校卒業資格を取得しながら、独自のカリキュラムなどでさまざまな職種で活躍している人材から学ぶことができる次世代の学校として注目を集める。