
元乃木坂46西野七瀬(30)が1日、東京・TOHOシネマズ日比谷で行われた、高橋文哉(24)とのダブル主演映画「少年と犬」(瀬々敬久監督)公開御礼舞台あいさつで、公式ライバルAKB48の11年の人気曲「ヘビーローテーション」を歌った思いを語った。
この日、観客からの感想をまとめた巨大ボードが檀上に設置され、中に
「まさかヘビーローテーションを歌う西野七瀬を見れるとは思わんかった。それだけでも行く価値あるよ」
というメッセージがあった。そのメッセージに話が及ぶと、西野は「そこ、いきます?」と照れ笑いを浮かべた。高橋が「行く価値がある」と同意すると、西野は「たまたまなんですよ。2011年あたりで流行った曲で、候補がある中、選ばれたのがAKBさんの…公式ライバルと言われた先輩の楽曲」と笑みを浮かべた。一緒に歌った高橋は「どんな顔して僕も歌えばいいんだと。何があってもキーを外さないでいてくれる。主旋律がある」とたたえた。
「少年と犬」は、馳星周氏(60)が20年に発表し、累計発行部数55万部を突破した直木賞受賞作の実写化。高橋は震災により職を失い仙台で生活を送る中、犬の多聞と出会う中垣和正、西野は悲しい秘密を抱えながら、多聞により命を救われる滋賀に住む女性・須貝美羽を演じた。
この日は、原作者・馳氏から高橋への手紙を西野が代読。瀬々敬久監督(64)からの手紙は、高橋と西野へのサプライズとして、多聞を演じたジャーマンシェパードドッグのさくら(11)が舞台上まで運んできた。