元BiSHのハシヤスメ・アツコが29日、麻布警察署の一日警察署長を務め、東京・港区の麻布十番商店街をパレードし、交通安全を訴えた。
警視庁の礼服に身を包んだハシヤスメは、麻布警察署内で、一日警察署長の委嘱状を緊張した面持ちで受け取ると、麻布十番商店街へ移動。パトロールカーに乗り、麻布十番商店街入り口から麻布十番パティオ広場までの500メートルをパレードした。
雨にもかかわらず沿道には多くの人が集まり、ハシヤスメは交通安全をPR。特に4月から新入学する児童に向けて「横断歩道を渡る時は車が来ていないか、よく注意して渡ってください。また、渡っている時も車をチェックしながら渡るようにしましょう」と明るく優しい声で交通安全の大切さを訴えた。
ハシヤスメは、デビュー当時から芸能界での夢の1つが一日警察署長を務めることと語っており、今回は念願かなっての体験となった。「小学校低学年の頃から交通少年団の活動をしていた私は警察官が憧れで、高校卒業後の進路を決める時も、警察官になることを真剣に考えていました。なので、一日警察署長を務めることは芸能界で果たしたい夢の1つだったので、一日でも警察官の服に袖を通すことができたことは感無量の思いがします」とコメントした。
