
歌手和田アキ子(74)は29日、MCを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)に生出演。番組が放送開始から次週で36年目に入ることをめぐり、思いを口にした。
ともにMCを務めるフリーアナウンサー垣花正に「年度末で、いろんな番組がリニューアルとか終了とかが多いですけど、この番組は来週で丸35年ですから」と水を向けられた和田は、「ありがとうございます。パチパチパチ」と、言葉で拍手を表現。1990年4月の番組スタートと伝えられ「早いもんですねえ。35年前。どんななんやったんやろう」と振り返った。
「世の中の移り変わりが激しい中で、36年目に」と垣花に水を向けられると、和田は「そろそろ続けるんなら、タイトル変えません?」と、番組タイトルの変更を提案。「なんか、『いいかげんに1000回』と言っているのが、どうも…」と打ち明けると、垣花は「コンプライアンスですか? 」と笑いながら応じつつ「大丈夫ですよ。いいかげんにせんかいの『1000回』は数字ですから、いかようにも言い訳できます」と、答えた。
一方、和田は「コンプライアンスやガバナンスは、規律を守るとか法律を守るとかそういう感じじゃない? コンプライアンスも、そういう決められたことはきっちり守るよ。お行儀良くしていれば。何も気にすることはないんですよ」「禁止用語も使わない」と、自身の心構えを口にした。
その後、リスナーから新しい番組タイトル案として「コンプラインスがなんぼのもんじゃい」というものが寄せられると、垣花は「アッコさんしか言えない」と爆笑。しかし和田は「なんでやねん」と応じ「もともと、規律とか決められたことは守っている方だから」と強調した。垣花も「だめなものはだめ、とはっきりおっしゃるじゃないですか。それはずっと守り続けていらっしゃいますよね」と、和田の主張に理解を示していた。