
27日放送のMBSラジオ「こんちわコンちゃんお昼ですょ!」に落語家月亭八方(77)が出演。パーソナリティー近藤光史(77)とともに、先日亡くなった歌手で女優のいしだあゆみさんの思い出話を語った。
いしださんは大阪出身で、芸能界デビュー前はフィギュアスケートの選手として知られていた。同世代でもある八方は中学時代、大阪・梅田にあったスケートリンクで練習していたいしださんを熱心に見ていたという。「きれいな人やと評判になって、何回も通ったけれど、声は掛けられなかった。スケート場にあった喫茶店で(いしださんの)お母さんが働いてはってね。『娘が芸能界にデビューするので応援してやってね』と言われたのを覚えている」と八方。
当時、同じ大阪で芸能人に出会うことはほとんどなかった。それだけ、いしださんの印象が今も強く残っていたという。「落語家になってから、番組収録なんかですれ違ったことはあるけど、あの当時の印象が今も強い」コンちゃんも「自然と親戚の女の子みたいな感じになっていた。亡くなって悲しいわ」としんみり。
いしださんは甲状腺機能低下症のため、76歳で亡くなったことが3月17日、所属事務所から発表された。