シンガー・ソングライター川嶋あい（39）が人気YouTubeチャンネル「THE FIRST TAKE」に初登場することが26日、分かった。音楽ユニット、I Wishとして活動していた際の2003年の大ヒット曲「明日への扉」をスペシャルアレンジで披露する。
同曲はフジテレビ系恋愛観察バラエティー「あいのり」主題歌としても知られ、卒業ソングとしても広く認知されている名曲。現在もカラオケなどで多く歌われるなど、発売から20年以上を経た今でも世代を超えて愛され続けている。
川島は「初めての『THE FIRST TAKE』。今まで経験したことないぐらいの高揚感と興奮とドキドキワクワク感がすごく、本当にすごいものを体験させていただきました」と振り返り「この曲を聴いたことがある方も、初めての方も、恋をしている時のピュアな気持ちを思い浮かべながら、自分自身の“明日への扉”を開いていただけたらうれしいです」とコメントした。
歌唱では、川嶋のサポートを長年務めるピアノの宗本康兵、ギターの長澤孝志、バイオリンとチェロの奏者を迎えた4人編成での特別アレンジを実施。川嶋にとっても初めての試みとなるストリングスを取り入れた「明日への扉」に仕上がっているという。「この曲は私にとってすべての始まりであり、多くの人と出会い、素晴らしい思い出をくれた特別な楽曲です。まるで“生まれてきてくれてありがとう”と言いたくなるような存在です」と思いを語った。
また、デビュー当時の思い出として「ストリートライブを続けながらデビュー日を迎えた帰り道、CDショップに立ち寄ったんです。自分のCDが並んでいるのを眺めていたら、ちょうど1人の女性が手に取って、試聴機で聴いた後、そのまま購入してくれた。その瞬間が今でも鮮明に焼き付いています」と感慨深く振り返った。
