SNSで米歌手ビヨンセとジェイ・Z夫妻の子どもを侮辱して訴訟に発展する可能性が浮上している米ラッパーのカニエ・ウェスト（47）が先週、ストレス解消のために東京に逃避行したと米オンラインメディアのTMZが報じた。
情報筋が語ったところによると、元妻でタレントのキム・カーダシアンとビヨンセ夫妻に対するSNSでの暴言が物議を醸した後、ロサンゼルスから日本に向かい、東京で騒動と完全に切り離されて落ち着いているという。現在も東京に滞在中かは分かっていない。
離婚が取り沙汰される妻で建築デザイナーのビアンカ・センソリさん（30）は、24日にロサンゼルスのセレブ御用達ホテル、シャトー・マーモントをチェックアウトしたが、カニエを追って東京に向かうのかどうかは不明だと伝えている。
ウェストは15日に、性的人身売買などの罪で起訴されたヒップホップ界の大物ディディことショーン・コムズ被告をフューチャーした楽曲をリリースし、カーダシアンとの間の長女ノースちゃん（11）を参加させたことが明らかになり、批判を浴びた。カーダシアンは、ノースちゃんとの面会を取りやめさせ、共同親権の剥奪を検討中だと言われている。カニエはその後、X（旧ツイッター）でビヨンセ夫妻の末の双子（7）について攻撃的な私見を書き込み、名誉毀損（きそん）で訴えられる可能性が浮上している。
親日家のウェストは、昨年も日本に長期滞在しており、センソリさんと離婚して東京に移住する計画だと報じられたこともあった。（ロサンゼルス＝千歳香奈子）
