
元NHK職員で笑下村塾代表のたかまつなな氏(31)が24日までにX(旧ツイッター)を更新。補助金や助成金などを受けることに対する批判の声に反論した。
たかまつ氏は23日の投稿で「自分たちにぴったりなワクワクする助成金があったので、今日はずっと考えていました!!」と書き出し、「若者の政治参加や主権者教育は、どうしても応募するカテゴリーなどが少なく苦労してしまう。。社会起業塾の同期の皆ともいろいろ情報共有したけど、みんな相当書いて書いて落ちていると聞くから、私たちももっと出せたらいいな。ソーシャルな活動をしてるのに、最初会社として設立したことで出せないものもかなりあります」と助成金等の申請をめぐる実情を説明していた。
しかし近年、公金を獲得する一部のNPO法人や一般社団法人などを批判する書き込みもネット上で散見される。そうした状況で、今回のたかまつ氏の投稿に対しても批判的なコメントも寄せられた。
たかまつ氏はこれを受け、「補助金や助成金が使われている=悪だと決めつけるのはやめてほしいです。日本は寄付文化が少ない中で、当事者や現場のことを考え、なんとか事業をまわしている団体がたくさんあります」と訴え、「過度な批判がNPOをはじめとした社会起業家に向けられることに危機感をもっています。もちろん税金が使われる事業においては、皆様からいただいているお金である以上、大切に使い、費用対効果や無駄がないように努めなければいけないと思っています。私の知り合いのほとんどの団体がその努力をしています」とつづった。
続けて「ちなみに、私が今回出そうとしているのは、民間がやっている財団です。大企業がグループ会社なども含めお金を集め、社会をよくしようとしているお金です」と説明。「本来なら国がやるべき内容、国が手がまわっていないから、その社会課題に目を向け活動している方々がたくさんいます。その方々を応援する社会になることを願っています」とつづった。