
7人組アイドルグループ、FRUITS ZIPPERが20日、都内で行われた同日公開の「映画おしりたんてい スター・アンド・ムーン」(芝田浩樹監督)初日舞台あいさつに出席した。
シリーズ初の主題歌「KawaiiってMagic」を担当したほか、劇中にも全員それぞれが声優を担ったキャラクターも登場する。グループにとっても舞台あいさつイベント登壇は初経験で、真中まな(25)は「すごく緊張していたんですけど、みなさんの姿やペンライトが見えて支えになりました。ありがとうございます」とあいさつ。松本かれん(22)も「舞台あいさつは今までテレビとかで見たことがあったので、それを私たちがやれているということで、今、かっこいい気持ちになっています!」と喜んだ。
この日は作品に合わせた探偵をモチーフにした新衣装もお披露目。衣装で帽子などをかぶることは今まであまりなかったといい、レアな姿をファンに披露した。櫻井優衣(25)は「このような舞台に私たちを選んでいただけてうれしく思っています。作品のこともすごく大好きになったので、みなさんにも楽曲や作品を好きになっていただけるようにこれからもしっかりと頑張ります」と意気込んだ。
普段から映画好きという仲川瑠夏(27)も「公開されたら初日に見に行く派だったので、こうして主題歌を歌ったり声優にチャレンジさせていただいて、作品に関わってこの場に立てていることが映画好きとしてとても幸せです」と喜びをかみしめていた。
イベントでは、登場キャラクターの、おしりたんていと、かいとうUと一緒に「KawaiiってMagic」を披露したほか、その後も「NEW KAWAII」「フルーツバスケット」「わたしの一番かわいいところ」の3曲をパフォーマンスして会場を沸かせた。
真中は映画について「アイドルをテーマにしているところも多くて、真摯(しんし)に向き合うところだったり、私たちも気づかされるところがありました」と語り、鎮西寿々歌(26)も「心が温まる気持ちになりました。感想とかもSNSにつぶやいてくれるとうれしいです。曲の振り付けも小さい子でも踊れるようなものになっているので、みなさんも一緒に踊ってください!」とアピール。早瀬ノエル(21)は声優出演について「声のお仕事も初めてで、すごく緊張しちゃってどうしたらいいんだろうと試行錯誤していました」と明かし「ぜひ『声がきこえた!』と思ってもらえたらうれしいです」と呼びかけていた。
作品はトロル氏原作で絵本やアニメ化もされている人気シリーズ。書籍のシリーズ累計発行部数は全世界3000万部突破、幅広い世代に愛される作品となっている。今回は劇場版第3弾で、同じく登壇した柴田監督や谷上香子プロデューサー(P)は7人の仕事への姿勢を絶賛。谷上Pは「お忙しい中でもしっかりと整理してきていて、リテイクなどにもしっかり向き合ってやってくださりました」と振り返り、柴田監督も「ユーモラスにかわいく演じていただけましたし、想像以上にかわいらしくやっていただけました。素晴らしかったです」と称賛していた。
イベントでは月足天音(25)が体調不良で急きょ欠席した。