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遠藤龍之介民放連会長が会見「フジの事案で民放に対する不信を」「任期途中の辞任おわびしたい」


民放連の遠藤龍之介会長は、フジテレビでの一連の騒動を受け、辞意を表明しました。この騒動は中居正広氏とのトラブルに関連しており、フジテレビへの不信感を引き起こしました。会長の辞任を受け、会長推薦委員会が設置され、辞任後は堀木卓也専務理事が会長職務を代行します。遠藤会長は、フジテレビの騒動が放送界全体への影響を考慮し、辞任を通じて信頼回復に努める意向を示しました。また、圧迫骨折で入院中の他の主要人物へのコメントは避けています。第三者委員会の報告が今後の広告出稿再開に影響を与えるとされています。

民放連の遠藤龍之介会長(25年1月)

フジテレビ副会長の遠藤龍之介民放連会長(68)が23日、都内で定例会見を開いた。

2023年(令5)6月に起きた女性とのトラブルで引退した中居正広氏(52)に関する一連のフジテレビの騒動を受けて、辞意を表明していたのを受けて、この日の理事会で会長推薦委員会の設置と、辞任後に堀木卓也専務理事が会長の職務を代行することが発表された。

会長推薦委員会は鶴井亨北海道文化放送社長、檜原麻希ニッポン放送社長、酒井昌彦NST新潟総合テレビ社長、伊豫田祐司中京テレビ社長、今村俊昭朝日放送テレビ社長、飯田政之広島テレビ社長、廣瀬健一福岡放送社長の7人。議長は開催の際に互選する。

辞任の時期について遠藤会長は「今回の第三者委員会の報告書はフジテレビの事件について。それを受けて放送界の問題になるかは分からないので、報告書を見てからになると思う。出身であるフジテレビの事案で多くの人に民放に対する不信を招きかねない。任期途中の辞任をおわびしたい」と話した。

前回1月23日の会見で遠藤会長は「どういうプロセスがあったかをきちんと調査して欲しい」と話していた。その後、同27日の10時間半に及ぶ会見にも出席していた。圧迫骨折で入院中のフジサンケイグループ代表の日枝久取締役相談役(87)や、トラブル当時に制作担当専務だった大多亮関西テレビ社長(66)との相談内容については名言を避けた。

現在、フジテレビは広告出稿が止まった状態が続いている。「第三者委員会の報告を受けて、どうのような対応を取れるか、それで出稿が戻るかは分からない。フジテレビだけではなく民放全体の信頼が取り戻せるようにしないと」と話した。

◆遠藤龍之介(えんどう・りゅうのすけ)1956年(昭31)6月3日、東京生まれ。81年慶大文学部を卒業して、フジテレビ入社。01年(平13)7月編成制作局編成部長、03年6月広報局広報部長。06年6月広報局長。07年6月取締役。10年6月常務取締役。13年6月専務取締役。17年6月専務取締役、社長補佐等担当。18年6月代表取締役社長。19年6月取締役副会長。22年から民放連会長。

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