
NHKは19日、都内の同局で定例会見を行い、山名啓雄メディア総局長が放送中の連続テレビ小説「おむすび」の振り返りを語った。
橋本環奈が主演を務めた「おむすび」については「平成から令和へと、ギャル魂を持って頑張っている女の子を通じてさまざまなことを伝えるべく頑張ってきた。オリジナル作品で、僕らにしてみるとつい最近の時代のことに感じますが、若い方にしてみるとひょっとしたら近いようで遠いような時代を描いている。人をモチーフにしたドラマで、そこが魅力のひとつでもありました」と語った。
質疑応答で視聴率の伸び悩みについて指摘されると、昨今の視聴行動の変化などを要因に挙げつつ「いろんな形でテレビも変わってきている。毎回どんなドラマになるんだろうと視聴者のみなさんに期待していただいていて、それぞれの方がどう感じたかということだと思う」と語るにとどめた。