
滝沢秀明氏(42)が代表取締役を務める芸能事務所TOBEの所属タレントが出演するコンサート「to HEROes~TOBE 2nd Super Live~」東京公演2日目が7日、東京ドームで行われ、7組計52人が出演した。6日にも同所で開催され、2日間で計11万人を動員した。
先陣を切ったのはNumber_iだ。ドーム中央に筒状に覆われた幕が落ちると、円形のステージがつられており、平野紫耀(28)神宮寺勇太(27)岸優太(29)の3人が登場した。オープニング曲は「BON」。サビの「BON」に合わせて、火柱も上がった。
今回のライブでは、演出を担当するコーナーが設けられた。ライブ前の取材で平野紫耀は「皆さんがこの1年リリースした楽曲とかをイチからみんなで調べて、『こういうバージョンを聞いてみたいな』とか、僕たちで練りながらやらせてもらいました」と明かしたとおり、自らの楽曲「Blow Your Cover」や三宅健(40)の「スーパースター」などの5曲を、テンポを落とすなどリミックス。Number_i色に染め上げた。
TOBEのアーティストが勢ぞろいしたライブは、昨年に続いて2回目。昨年からさらに“それぞれのアーティストの世界観”を感じさせるステージに昇華。北山宏光(39)はこのライブに新曲「波紋-HAMON-」をぶつけた。会場全体が紅のペンライトで染められ、リズムに合わせて振られる様はまさに赤い「波紋」となった。
昨年はオープニングアクトを務めた7人組のIMP.は4番手で登場し「東京ドームのみなさん楽しんでますか?」「もっともっと声を聞かせてください」と呼びかけ、会場をさらに沸かせた。初出演のISSEI(21)はパワフルなヒップホップで魅了するなど、それぞれの世界観を存分に披露した。【川田和博】