
「ytv漫才新人賞決定戦」が2日、大阪市内で行われ、芸歴9年目のフースーヤ(谷口理=31、田中ショータイム=31)が優勝した。賞金100万円を獲得した。
予選を勝ち上がった7組のコンビがネタを披露し、その中から審査員による得点上位2組(フースーヤ、翠星チークダンス)が最終決戦を争った。フースーヤは昨年のNHK上方漫才コンテスト優勝に続く2冠目。
ギャグ連発、独自のスタイルで笑いを追求してきたフースーヤが最終決戦を4対1で制して優勝。「朝9時集合の手見せ(予備予選)に出なくていいんやと、ホッとした」と谷口。「ブラマヨ吉田さんが審査員の時に辛辣なコメントを言われて、もうこの大会には出たくないと思った」(田中)ところから見事なリベンジ。「復讐! やったったぞ~!」と雄叫び。「僕らのスタイルは漫才やないと言われたこともあった。やってることは変わってないけど、舞台やメディアに出ることで僕たちも成長できた。続けてきてよかった」と2人で笑顔を浮かべた。
ytv漫才新人賞は今回が14回目。関西で活動する芸歴10年以下の若手漫才師が対象。審査員はハイヒール・リンゴ、お~い!久馬(ザ・プラン9)、ハリウッドザコシショウ、岩尾望(フットボールアワー)、粗品(霜降り明星)が務めた。