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粗品、持論貫く「トップバッターで90ナンボつける人、ホンマに…」ytv審査員終え動画で解説


お笑いコンビ霜降り明星の粗品が、初めて審査員を務めた「ytv漫才新人賞決定戦」を振り返り、YouTubeでその経験と持論を語った。粗品は生放送で発言できなかった考えを1時間の動画で補完。自身の採点基準について、トップバッターに対して高得点を入れることは公平でないとの見解を示し、採点を慎重に行ったことを強調した。結果、76〜86点の範囲で評価し、特にフースーヤに最高点をつける形となった。最終的にフースーヤが優勝を飾った。大会は芸歴10年以内の若手が対象、粗品の公平な姿勢が際立った。

霜降り明星の粗品(2024年撮影)

お笑いコンビ、霜降り明星の粗品(32)が3日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。自身初となる賞レースの審査員を務めた2日放送の「ytv漫才新人賞決定戦」を振り返った。

生放送終了後、数時間後に「ytv漫才新人賞決定戦について」と題した約1時間の動画を即アップ。粗品は「生放送で言いたいことは全部は言えなかったので、この動画で補完しようかな」と切り出した。自身がつけた点数については「平均80(点)前後。最高点は86点で採点は77点を付けたんですけど」と前置きした上で「トップバッターで90ナンボつける人、ホンマにリアルじゃないなぁと思ってた。ずっと。何を自分の見え方気にしてんねんとずっと思っちゃってたんで。どんだけトップバッターがおもろくて腹ちぎれても、100点の漫才しても、90以上つけたらアカンと思うんですよね、正直」と持論を展開した。

続けて「その後の組みがどんだけオモロイかは知らんわけやん。全組ネタ知ってて、そういう状態なら分かるけど、派なんで。85から始めたんですけど」と語った。

その後、出場7組の評価を改めて解説した。

今大会の粗品の採点は登場順に(1)ぐろう 85点、(2)タチマチ  81点、(3)マーメイド78点、(4)翠星チークダンス  85点、(5)マーティー 79点、(6)フースーヤ 86点、(7)オーパスツー 77点。最終決戦でフースーヤと翠星チークダンスが戦い、フースーヤが優勝した。

トップバッターを務めたぐろうの他審査員の点数については、ハイヒール・リンゴが93点、おーう!久馬が90点、ハリウッド・ザコシショウ91点、フットボールアワー岩尾望が91点だった。

同大会は芸歴10年目までの若手漫才師が対象。

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