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賞レース初審査員の粗品、フースーヤらに辛めの採点連発 リンゴと意見食い違う場面も


霜降り明星の粗品が「ytv漫才新人賞決定戦」で初めて審査員を務め、辛口の採点と的確なコメントで注目を集めました。番組中、他審査員が高評価を与える中、粗品は独自の基準で厳しく70点台、80点台で採点し、それぞれの漫才に対して「独自性」を求める指摘をしました。具体的には、男女コンビのスタイルやネタの展開法に対する改善点を取り上げつつ、彼のコメントには愛情と激励が感じられました。優勝したフースーヤに対しては最高の86点を与え、最終決戦でも彼らに投票しました。審査ポイントで他審査員と食い違う場面もありましたが、無事にその場を収めました。粗品は過去の優勝経験を踏まえて、「面白くない人が優勝しないように」と誓いを立て、独自の視点からしっかりとした審査を行いました。

霜降り明星の粗品(2024年撮影)

霜降り明星の粗品(32)が2日放送された「ytv漫才新人賞決定戦」で自身初の審査員を務めた。

番組冒頭、同じ審査員のハイヒール・リンゴが「きょうは粗品が来ているから局のスタッフがピリピリしている」と内輪を暴露。粗品は「もし宮迫が出てきたらゼロ点。あのちゃんが出てきたら100点です」とボケまじりで答えた。

番組が始まると、他の審査員が軒並み90点オーバーでも、粗品だけが70点台、80点台と辛めの採点。そのうえでそれぞれの漫才に「男女コンビが男女関係に落とし込むのは、昔からあるスタイル。(翠星チークダンスの)ちろる、木佐でないとできない漫才を見たかった」「(マーメイドの)4分35秒の漫才で心に残る一瞬がなかった。(脱獄という)ひとつのネタで押し通すなら今は4、5回は転換してほしい」「(フースーヤは)早くギャグに行きたい気持ちが出過ぎて、ショータイムのツッコミでもっと笑いを取ってほしい」などと愛情と激励を込めて指摘した。

優勝したフースーヤにはこの日最高の86点を与えた粗品。最終決戦でもフースーヤに投票した。

審査ポイントについて微妙にリンゴと食い違う場面もあったが、間に座るお~い!久馬が仲裁に入って事なきを得た。

霜降り明星は同賞で2018年2月に優勝。審査員を受けるにあたって粗品は「面白くない人が優勝しないようにしっかり審査します」とコメントしていた。

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