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霜降り明星の粗品(32)が2日放送された「ytv漫才新人賞決定戦」で自身初の審査員を務めた。
番組冒頭、同じ審査員のハイヒール・リンゴが「きょうは粗品が来ているから局のスタッフがピリピリしている」と内輪を暴露。粗品は「もし宮迫が出てきたらゼロ点。あのちゃんが出てきたら100点です」とボケまじりで答えた。
番組が始まると、他の審査員が軒並み90点オーバーでも、粗品だけが70点台、80点台と辛めの採点。そのうえでそれぞれの漫才に「男女コンビが男女関係に落とし込むのは、昔からあるスタイル。(翠星チークダンスの)ちろる、木佐でないとできない漫才を見たかった」「(マーメイドの)4分35秒の漫才で心に残る一瞬がなかった。(脱獄という)ひとつのネタで押し通すなら今は4、5回は転換してほしい」「(フースーヤは)早くギャグに行きたい気持ちが出過ぎて、ショータイムのツッコミでもっと笑いを取ってほしい」などと愛情と激励を込めて指摘した。
優勝したフースーヤにはこの日最高の86点を与えた粗品。最終決戦でもフースーヤに投票した。
審査ポイントについて微妙にリンゴと食い違う場面もあったが、間に座るお~い!久馬が仲裁に入って事なきを得た。
霜降り明星は同賞で2018年2月に優勝。審査員を受けるにあたって粗品は「面白くない人が優勝しないようにしっかり審査します」とコメントしていた。