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ヘンリー王子の米国ビザ問題を巡り、申請書類の一部を公開へ 虚偽があった場合は罰則の可能性も


米国土安全保障省(DHS)が、ヘンリー王子のビザ申請書類の一部を公開することに同意した。ヘンリー王子は回顧録『スペア』で過去の薬物使用を認めており、それに基づく偽りの申請の可能性が指摘されている。DHSは3つの項目を編集後公開する予定で、これによりヘンリー王子が薬物使用に関して嘘をついていなかったか確認される可能性がある。しかし、4つ目の項目は裁判官の決定により非公開とする。公開されるかどうかの法的判断は2024年2月に決まる予定。虚偽申請が発覚した場合、法的な罰則が科せられる可能性がある。トランプ元大統領は王子の国外追放に関与しないと公言しているが、その背景にはヘンリー王子と妻メーガン妃の間のプライベートな問題への配慮があったという。今回の資料は3月6日までに裁判所に提出される。

ヘンリー王子(左)とメーガン妃(2019年6月撮影)

英国のヘンリー王子(40)の米国ビザ問題を巡り、米国土安全保障省(DHS)が申請書類の一部を公開することに同意したと英メディアが報じた。

DHSは3つの項目に編集を加えて公開することに合意したと伝えられており、これによってヘンリー王子がビザ申請で過去の薬物使用に関してうそをついていたかどうかが明らかになる可能性がある。しかし、4つ目の文書については裁判官が非公開にすべきと裁定した情報を公開しない限り、公開することはできないという。この項目については何が書かれているのか、詳細は明らかにされていない。

ワシントンDCの保守派シンクタンクであるヘリテージ財団が、2020年に米国に移住した王子のビザ申請を巡り、回顧録「スペア」でコカインなど過去の薬物使用を認めたことを受けて申請書にうその記載をした可能性を指摘し、情報を公開するよう求めてDHSを訴えていた。虚偽の申請があった場合、強制送還や市民権の申請が禁止されるなどの罰則が与えられる可能性がある。

昨年9月にニコルズ判事が文書の公開要求を1度は拒否したものの、数週間前にワシントンDCで行われた公聴会で「プライバシーを侵害しない限り、最大の開示を望む」と述べ、文書の公開を条件付きで認める可能性を示唆していた。米政府がどの法的文書を公開すべきかを決める日時を2月20日に設定していた。

トランプ米大統領は今月初め、ヘンリー王子を国外追放するつもりはないと公に発言。その理由は、「妻との間に十分問題を抱えている」からだと述べていた。ヘリテージ財団は大統領の介入を求めていたが、実際にトランプ氏が関与したかどうかは分かっていない。DHSの弁護士によると資料は3月6日までにニコルズ判事に提出されるという。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)

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