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俳優石原良純(63)が15日、大阪市の城東スギタクレストホールで行われた「【城東区万博】城東区×SDGs」に出席した。
同区が4月13日に開幕する大阪・関西万博に向け、万博でめざすものとして掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)達成への貢献」をテーマにした講演を行い、機運醸成を図るイベント。
気象予報士の資格を持つ石原は「おしえて、良純さん!~環境を守るために私たちが出来ること~」をテーマに、気象予報士ならではの視点で地球環境や気候変動、SDGsの重要性を解説。「世の中の景色は変わってきている。10年後の日本がどういう絵になるかを真剣に議論すべきじゃないか」と熱弁を振るった。
そして「SDGsって耳慣れないけど、僕らがちゃんと生きていくということ。知的好奇心を持ち続けて、疲れたときは身近な大自然の『空』を見てほしい」と呼びかけた。
70年万博も体験しており、「僕がギリギリ知っている世代。外国人を初めて見た」と振り返りながら、約2カ月後に迫った大阪・関西万博に「世界も近くなったけど行ってみると違うことはある。好奇心を持って自分の足を運んでほしい」と語った。
来場者からの質問に答えるコーナーもあり、22年に89歳で亡くなった父慎太郎さんのことを聞かれると「生きるってエネルギーを出し続けること。それが強かった。でも、アウトプットするにはインプットが必要。インプットすることに貪欲な人だった」。“好奇心の塊”だった父親を引き合いに、改めて「好奇心を持つことが大事」と訴えていた。