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「フジテレビ批評」傲慢との指摘に遠藤副会長「“全能感”みたいなものが芽生えちゃった」と分析


フジテレビで行われた番組審議会で、中居正広氏の女性トラブルを起点とした局内の対応が議論されました。審議には多くの厳しい意見が出され、遠藤龍之介副会長は長年の全能感が傲慢さに変わったことを反省し、変革の必要性を強調しました。彼は、外圧に頼らずに発想をアップデートすることで、フジテレビの価値ある変化を目指すとの決意を語りました。

民放連の遠藤龍之介会長(25年1月)

フジテレビの番組を自己検証する番組「週刊フジテレビ批評」(土曜午前5時30分)は15日の放送で、中居正広氏(52)の女性トラブルを発端とした同局の対応について、12日に局内で行われた番組審議会での議論の様子を報道した。

審議会にはフジテレビの清水賢治社長や遠藤龍之介副会長、審議会委員らが出席。元検事総長で弁護士の但木敬一委員長や早大教授の岡室美奈子副委員長、明大教授の齋藤孝氏らから厳しい意見が相次いだ。

番組の最後には遠藤副会長が語った言葉を放送。「みなさんの本当に温かい、厳しい言葉をいただいて」と感謝すると「この数年、やっぱりフジテレビは傲慢(ごうまん)だよ、という言葉を私の友人とか取引先からずいぶん聞くようになって、すごく『そうかもしれない』と思うようになりました」と自戒した。

遠藤副会長は「何でそうなったのかな、と思うと、やっぱり80年代90年代でうちはすごく番組が当たって、時代をリードするテレビ局になった。そのこと自体はすごく良かったんですが、やっぱりそこで“全能感”みたいなものが芽生えちゃったんですよね」と分析。「私もたぶんその1人です。それが傲慢さとか無神経とか、利己主義とか寛容性のなさにだんだん変質していったのがこの10年ぐらいなんじゃないかと思います」と述べた。

今後については「よくネットに『フジテレビは外圧でしか変われない』と書いてありますけど、ものの考え方というのが80年代から2000年代にアップデートできれば、決して無駄ではなかったのかもしれないと思います。そういうタイミングにしなくてはいけないなと思います」と決意を語った。

フジテレビの公式サイトによると、番組審議会のメンバーは弁護士の但木敬一委員長、早大教授の岡室美奈子副委員長、井上由美子氏(脚本家)、小山薫堂氏(放送作家・脚本家)最相葉月氏(ノンフィクションライター)、齋藤孝氏(明大教授)、舞の海秀平(大相撲解説者)、三浦瑠麗氏(国際政治学者)。おおむね月1回のペースで審議会が開催されている。

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