フジテレビの清水賢治新社長(64)が、取締役会後に報道陣の囲み取材に応じ、週刊文春に言及した。
29日に文春側が同局社員が中居正広氏(52)の女性トラブルに関与していたとする報道の一部訂正を発表。今回の取締役会の議題にも上がり「その義務とは何だろうかという厳しいご意見がありました」と明かした。訂正部分の存在は今月上旬には発覚していた。一連の問題の真相に関わる部分でもあるだけに「なぜあのタイミングで出したのか」と疑問視。文春の巨大な影響力にも触れ「もう少し、きちっとした対応が必要なのでは」と苦言も呈した。今後、訴訟に発展する可能性については「あらゆる選択肢が検討の元にあります。冷静に検討していく」とした。第三者委員会の調査の阻害要因となることも懸念している。