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乙武洋匡氏が都立高の大先輩、森永卓郎さんを追悼「気にかけていただいていたこと、心より感謝」


作家の乙武洋匡氏がX(旧ツイッター)で、経済アナリストの森永卓郎さんの訃報を受け追悼の意を表しました。森永さんは67歳で、原発不明がんのため自宅で亡くなりました。彼は乙武氏の高校の先輩であり、経済界で広く知られた存在でした。森永氏は東大経済学部を卒業後、日本専売公社に入り、後に独協大学教授も務めました。著書「年収300万円時代を生き抜く経済学」はベストセラーとなり、“モリタク”としてテレビやラジオで人気を博しました。葬儀は家族葬として執り行われます。

乙武洋匡氏(2024年4月撮影)

作家の乙武洋匡氏(48)が29日までにX(旧ツイッター)を更新。ステージ4の膵臓(すいぞう)がんで闘病中だった経済アナリスト森永卓郎(もりなが・たくろう)さんの訃報を受け、追悼した。

森永さんは28日午後1時33分、原発不明がんのため、自宅で亡くなった。67歳だった。この日、所属事務所が発表した。葬儀は近親者のみの家族葬で執り行うという。

乙武氏と森永さんは都立戸山高の先輩後輩。「高校の先輩でした。気にかけていただいていたこと、心より感謝しております」とつづった上で「どうか安らかにお眠りください」と締めくくった。

森永さんは1980年(昭55)に東大経済学部を卒業し、日本専売公社に入社。三菱UFJリサーチ&コンサルティングなどをへて、独協大教授に。03年に出版した著書「年収300万円時代を生き抜く経済学 給料半減が現実化する社会で『豊かな』ライフ・スタイルを確立する!」は200万部以上のベストセラーになり、“モリタク”の愛称で、ラジオやテレビで経済を分かりや説明して人気者となった。

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