28日に18歳の誕生日を迎えた女優山崎玲奈が、このほど東京・目黒区の大円寺を参拝して成人の決意を語った。
寒椿柄の晴れ着は「ピーター・パン」カラーでもある緑色。「デザインに一目ぼれしました。似合うか不安だったんですけど、帯を黒めにして大人っぽくできた」と声を弾ませた。
19年にミュージカル「アニー」に主演し、翌年の第44回ホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを獲得。ブロードウェーミュージカルの11代目ピーター・パンになって3年目を迎える。大人の仲間入りで一番うれしいのは「バリバリ働けること」だという。
これまでは午後10時をリミットに帰らなければならなかった。「『北斗の拳』に出てた時も、けいこが長引くと、お帰りくださいみたいな感じで。自分的にはもっとけいこしたいのに」と悲しい思いをしたことも。「これからは無限に働ける。とても楽しみです!」と力強い。
絵馬には「昇」と記した。「今までよりさらに、夢に向かって昇るという意味を込めました」。ドラマ、映画と幅広く活躍し、世界に羽ばたく青写真を描く。
おみくじはまさかの「凶」で、思わず悲鳴を上げた。元日に自宅近くで引いた際は「大吉」だったという。「ルンルンしてたんですけど、ランクダウンが激しいなって」。一瞬、悲しんだが、読み込むと「『職』と『旅立ち』はいいんだ。仕事頑張りましょう! って感じだ」とポジティブに捉えた。
3月には高校を卒業し、俳優業に専念する。「私、1回も『制服ディズニー』をやったことがなくて。現役のうちに行きたい。友達と、ユニバとか富士急も行こうぜって話してて、楽しみですね。早くみんな受験終わらないかな」。大人の仲間入り、とはいえ、あと2カ月は高校生。等身大の笑顔を見せた。