元放送作家の長谷川良品氏らが28日までにX(旧ツイッター)を更新。フジテレビが中居正広氏の女性トラブル問題を受けて開いた2度目の記者会見をめぐり、私見を述べた。
今回の会見は191媒体、437人が参加し、約10時間半におよぶ異例の長丁場に。動画撮影禁止や取材媒体の制限などで世間の反感やスポンサー離れも招いた前回17日の会見から一転、参加メディアを限定せずに各媒体4人程度受け入れた。だが、質問の意図が不明瞭で無駄に長く、大声で叫ぶ記者もいた。
SNS上では一部記者に対する批判の声とともに、長時間にわたって追及を受ける経営陣らの体調を心配する声も少なからずあがった。こうした状況に長谷川氏は「今後、記者の不規則発言を切り取ってのフジ擁護も噴出。『同情』という反転の空気も醸成されるのでそこには気をつける必要がある」と指摘した。
「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏の妻で、ウェブディレクターの西村ゆか氏は「フジテレビの記者会見、二次加害と自分語り記者たちのせいで、高齢者を長時間座らせ続けて公開処刑することで、むしろ同情の余地を与えてるの本当に意味がわからない。。」とチクリ。
コラムニストで脚本家の妹尾ユウカ氏も「フジテレビに問題はあるにせよ、まず体力的に7時間も休憩なしの会見って若者でもキツいと思うし、記者の言葉遣いが悪かったり、ヘンテコ演説みたいなことをしていたり、経営陣を罵るパフォーマンスの場みたいになってるのを見るとさすがに『おじいさんたち可哀想』ってなるので」とした上で、「そこまで見越して会見に入れる記者の質に制限を設けなかったのであれば大成功ですね」と臆測まじりにつづっていた。