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永野、M-1連覇芸人に「オールドメディアみたいな顔でテレビ局歩いてる」出場理由には納得


お笑い芸人の永野がテレビ番組で「M-1」について語り、特に若手芸人の活動の場選びについての意見を表明しました。永野は、近年の若手芸人が自分たちに合った舞台にこだわる傾向について「引っかかり」を感じつつ、彼らが様々なプラットフォームを模索している現状に理解を示しています。また、永野はランジャタイ国崎和也の影響力についても注目し、次世代に引き継がれる笑いのスタイルへの期待を語りました。令和ロマンの高比良くるまは、若者層への影響力を重視し、M-1が幅広い年代に見られていることを指摘。それがテレビ出場の理由にもつながっていることを説明しました。

永野(2019年11月撮影)

お笑い芸人の永野(50)が、29日深夜放送の「永野&くるまのひっかかりニーチェ」(水曜深夜1時56分)に出演。「M-1」について思いを語った。

2021年ファイナリストのランジャタイ国崎和也の「理解不能な笑いを振りまく姿」を話題にした永野は、「全テレビで次の年に見られると思っていた」と期待していたことを明かした。続けて「だけど、基本、最近の若手の人って『(活動の場を)チョイスできる時代です』って言って」と話し「味方のいる場所」を主戦場とすることへの「引っかかり」を口にした。永野は『(こちら側に)やってきた』みたいなのが…。やってきて欲しいんだけどね」と望んだ。

すると、史上初めてM-1連覇を果たしたお笑いコンビ令和ロマンの高比良くるま(30)が、「永野さんのいる場所にやってくることはもうないんだと思います。永野さんのことは好きなんですけど、永野さんの世代の人に刺さっても得がないんで」とにこやかに説明。永野が「50歳くらいの人が出ている番組ってこと?」と尋ねると、くるまは「番組っていうか、それこそワクワクもしなければ、お金にもならないっていう最悪の状態っていうか」と、毒をはいた。

永野は「その50代はいいですよ。20代を巻き込んで暴れる場所はどこ? テレビじゃなくても」と聞くと、くるまは「そこを探してるんじゃないですか? とりあえずYouTubeなのかと思いながらだけど、YouTubeも高齢化してるし」と指摘。くるまは続けて「M-1はなぜか異常に20代とか、10代とかも見ている」と、M-1視聴者層の幅広さに言及した。

すると永野は「だから興奮したんか、M-1で」と、自分を知らない層も見ているフィールドであることを確認。くるまに対し「だから出るんだね」と確認すると、「『オールドメディア』みたいな顔でテレビ局歩いてるじゃない、この人」とツッコミながらも「なのにM-1はえらい出ますねと思ってたんですよ。(M-1は)オールドじゃないからだ、メディアとして」と、令和ロマンのスタンスに理解を示した。

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