歌手松山千春(69)が26日、NACK5「ON THE RADIO」に出演。芸能界引退を発表した元タレント中居正広氏(52)について言及した。
「中居くん、中居正広くん、彼のことに触れないのもなんですからね。中居、俺はどんな女性とどんなトラブル、その中身は分からない。週刊文春も読んでないから、分からないんだけど。芸能界を引退は悲しいし寂しい気分にもなるな」と切り出した。
「いろいろバッシングでつらいところはあったんだろうけど、俺もおかしいなと思ったのは、中居が自分で文章を出したろう? 示談が済んだので、これからは支障なく仕事をやっていきますみたいな、あの文章が余計だった。もうちょっとナイーブにならなければいけなかったな」と指摘した。
さらに「もう金でケリは付いたんで、いつものように仕事やらせていただきますからっていう風に一般ピープルには聞こえてしまったわけよ。それで『中居、何だ、その態度は』みたいな形でな。再燃してしまったみたいなところがあった」と語った。
続けて「俺はどんなトラブルがあったか分からないけど、それを乗り越えたんだから、みんなにファンの方々、しかもSMAP時代からファンだったっていう方もいるし。お前のMCは面白いし。見てくれていた人はたくさんいたと思うんだけど、みんなに対して説明責任、もちろん相手がある話ですからね。事細かに話せとはいいませんが、こういうことがあったんで示談という形で終わらせていただきました、ついては精神的にも肉体的に厳しい状況なのでしばらく休ませていただきます、とかな。何かあったと思うんだよ」と投げかけた。
そして「それがやつは事務所離れて、自分の事務所、代表が自分だからさ。だからこそ支障なく仕事なくできると思いますっていう形になっちゃったのかと思うけどな」と推察した。
それでも最後は「引退するには惜しいよ」「お前の笑顔は見ててもこっちも楽しくなる。やっぱりその才能たるや、素晴らしいと思う。このまま埋もれてしまう」と中居氏の引退を残念がりつつ、エールも送っていた。
中居氏をめぐっては昨年12月、女性とのトラブルが報じられ、これまで全レギュラー番組がなくなっていた。そして中居氏は1月23日、ファンクラブ向けの有料サイトで芸能活動引退を発表。「関係者各位の皆さま、ご迷惑をおかけしました。重ねて、お詫び申し上げます。大変、大変申し訳ございませんでした」と謝罪を繰り返し、ファンに向けて「ヅラの皆さん一度でも、 会いたかった 会えなかった 会わなきゃだめだった こんなお別れで、本当に、本当に、ごめんなさい」とつづり、「さようなら…」と締めた。