ガールズグループNiziUが、1stミニアルバム「AWAKE」を2月5日に発売する。
オーディション番組を経て20年に誕生し、今年でデビュー5周年。このほどメンバーが取材に応じ、“NiziUの第2章”の始まりを飾る今作の魅力や、今年の目標を語った。
前作の1st EP「RISE UP」以来、約半年ぶりとなる最新作。タイトル「AWAKE」は「目覚める」という意味で、MAYA（22）は「5周年目を迎え、新しいNiziUとして初めての挑戦をしたり、いろんな印象の楽曲が集まっています」とアピールした。
2月には最年少のNINA（19）が20歳を迎え、メンバー全員が20代に突入するNiziU。アルバムのリード曲「YOAKE」では、少女から大人の女性への「成長」と「自立」を描いた。同曲のミュージックビデオではメンバーが演技に挑戦し、NINAは「想像以上にみんなすてきな芝居をしていました！」とにっこり。「またみんなの演技が見られる機会があったらいいな」と願った。
昨年4月のライブイベントで対バンを繰り広げた、Mrs．GREEN APPLEの大森元貴（28）提供楽曲「AlwayS」も収録されている。レコーディングにも参加した大森は、同曲について「NiziUがNiziUを大切にするための、NiziUのためだけの曲」と説明。現在開催中の全国ツアーでも披露されている。
グループのこれまでの葛藤や強い絆を歌ったバラードで、RIMA（20）は「私たちのストーリーをお伝えすることができる楽曲です」とした。パフォーマンス中に涙するメンバーやファンもいるといい、「NiziUの（自分以外の）8人に出会えたことが本当にありがたいと心から思いますし、大好きなみんなとこれからも頑張っていきたいなって。すごくいろんな思いがこみ上げる曲で、とても大切です」と語った。
同グループはオーディション番組「Nizi Project」から誕生し、20年12月「Step and a step」でデビュー。今年デビュー5周年を迎える。RIO（22）は「改めて、みんな1人の大人として成長しているんだと感じています」としみじみ。「特にリーダーのMAKOちゃんがどんどん強く頼もしくなっていると感じます。真ん中にどん！ と立ってくれていると安心します」と笑顔を見せた。
MAKO（23）は「こんな風に言ってもらうことがあまりないので（顔が）熱くなってきました」と照れ笑い。リーダーとして今年の意気込みを聞かれると「今回のツアーと『AWAKE』のリリースを通して、NiziUの第2章をお見せできたらと思っています」と力を込めた。
メンバーで「2025年はNiziUの年にしよう」と誓い合ったという。MAKOは「今年はより多くの地域に行ってたくさんのWithU（ファンの通称）の皆さんに出会いたいです。個人としての活動も広げていって、よりたくさんの方にNiziUを知っていただける機会をつくっていきたいです！」と宣言した。【玉利朱音】
