新加入の巨人ライデル・マルティネス投手(28=中日)が入団会見から一夜明けた27日、さっそく始動した。
川崎市のジャイアンツ球場の室内練習場でキャッチボールを披露。糸を引くような球筋で直球を投げ込み、終盤は変化球も交えた。「ここ3、4日間くらい(練習が)できなかったので、ちょっとでも体を動かしたかった。まだ時差ぼけはありますけど、それをとる目的で」とあくまでも軽めの調整だと強調した。
一方で投球を受けた喜多は目を丸くした。「全部(の球が)えぐいっす。ピストルっす。でも今日は3、4割(の力)って言ってました」と仰天。さらに「キャッチボールに角度がありますね。あれは打席に立ったら、もっと角度がつく。コントロールもめちゃくちゃいいですね」と、絶賛した。今季の新守護神候補が練習初日から格の違いを見せつけた。