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フジ女性アナが社員説明会を報告「外部の人、家族にも相当な影響」政治部長はクローズ会見を批判


フジテレビの梅津弥英子アナウンサーが、同局の対応への批判や改善策についてコメントを述べた。この騒動は、元SMAPメンバーで芸能界を引退した中居正広氏の女性トラブルから始まり、フジテレビの対応の不備が指摘されている。梅津アナは、フジテレビ内部の説明会に参加したことを報告し、騒動が局やその関係者に大きな影響を及ぼしていることを実感したと語った。同番組内で橋下徹氏は、27日に行われるオープン形式の会見や第三者委員会の設置を評価し、「マイナスからゼロ」に戻る努力と評した。これに対し、梅津アナは次の会見が対応改善の出発点になるかについても注視する必要があると述べた。フジテレビの政治部長松山俊行氏も、報道機関が取材機会のオープン性を求める立場として前回のクローズド会見を批判し、真相解明を求める姿勢を示した。

梅津弥英子アナウンサー(2020年10月撮影)

フジテレビ梅津弥英子アナウンサー(46)が、フジテレビ系報道番組「日曜報道THE PRIME」の26日の放送で、芸能界を引退した中居正広氏(52)の女性トラブルを発端とした騒動に対する同局の対応などについてコメントした。

番組では同局が17日に行った出席者を限定した会見に対する批判や、27日にあらためて行うオープン形式の会見などを紹介。

梅津アナは、港浩一社長らが事情を説明した23日の社員説明会について「社員説明会には私も参加をしました」と報告すると「あらためまして、私たち社員だけではなくて、フジテレビにかかわる外部の人、そしてその家族にも相当な影響が及んでいるというのを実感する機会でした。同時に社内の各所からの提案も多く出された、というところです」とした。

また、直前に橋下徹氏が、同局が27日にオープン形式で会見することや、日弁連指針の第三者委員会を設置する対応をしたことを「マイナスからゼロ」と表現したことに触れ、梅津アナは「明日の会見が、橋下さんの言葉を借りると、マイナスをゼロに、そのスタートラインに立てるかどうか、ということになると思います」と指摘した。

同局の松山俊行政治部長も「前回の会見がテレビカメラを入れないクローズで行われたということについて、港社長が『失敗だった』と認めていましたけど、常日ごろから政治家や企業に対してオープンな取材機会を持って欲しいと求めている報道機関としては、決してとってはならないやり方だったと思います」と批判。可能な限りの真相解明を求めた。

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