フジテレビ梅津弥英子アナウンサー(46)が、フジテレビ系報道番組「日曜報道THE PRIME」の26日の放送で、芸能界を引退した中居正広氏(52)の女性トラブルを発端とした騒動に対する同局の対応などについてコメントした。
番組では同局が17日に行った出席者を限定した会見に対する批判や、27日にあらためて行うオープン形式の会見などを紹介。
梅津アナは、港浩一社長らが事情を説明した23日の社員説明会について「社員説明会には私も参加をしました」と報告すると「あらためまして、私たち社員だけではなくて、フジテレビにかかわる外部の人、そしてその家族にも相当な影響が及んでいるというのを実感する機会でした。同時に社内の各所からの提案も多く出された、というところです」とした。
また、直前に橋下徹氏が、同局が27日にオープン形式で会見することや、日弁連指針の第三者委員会を設置する対応をしたことを「マイナスからゼロ」と表現したことに触れ、梅津アナは「明日の会見が、橋下さんの言葉を借りると、マイナスをゼロに、そのスタートラインに立てるかどうか、ということになると思います」と指摘した。
同局の松山俊行政治部長も「前回の会見がテレビカメラを入れないクローズで行われたということについて、港社長が『失敗だった』と認めていましたけど、常日ごろから政治家や企業に対してオープンな取材機会を持って欲しいと求めている報道機関としては、決してとってはならないやり方だったと思います」と批判。可能な限りの真相解明を求めた。