脚本家の三谷幸喜氏が25日、総合司会を務めるTBS系「情報7daysニュースキャスター」(土曜午後10時)に出演。中居正広氏(52)の引退を報じる同番組の一部VTR映像について、「ちょっとあれはどうかな」などと疑問を呈した。
この日、同番組では女性トラブルをめぐり引退した中居氏について冒頭で経緯などを報道。ともに総合司会を担当するTBS安住紳一郎アナウンサーから中居氏の引退について聞かれた三谷氏は「正直な気持ちを言うと、しょうがないっていうことになるのかな。それだけのことをしてしまったわけで。…といいつつ僕らは何を本当はしたのか実は分かっていないんだけれども、でも被害を受けた女性のかたがいらっしゃるわけで。ご本人も認めているわけだから、そう思うとしょうがないなっていう気がしますね」などと話した。
番組では中居氏の若いころやSMAP時代を含め、デビュー当時からの足跡映像も流れた。安住アナが「そして引退を発表したということで、これまで許可が取れなかったという言い方が正しいのかもしれませんが、SMAP時代の中居さんの昔の映像を私たちは先ほど見たという、そういう皮肉な…」と話すと、三谷氏は割って入るように「でもね、それはちょっと僕、思ったんですけど」と切り出した。
そして三谷氏は「僕も今初めて(足跡映像のVTRを)見たわけなんだけれども、あれが女性とのトラブルで引退をした人の足跡をああやってV(VTR)でたどる…というのは、ちょっとどうなんだろう。僕ら、どういう気持ちで見ればいいんだろう…っていう思いであれを見てたんですよ。スタッフのかたがギリギリまで編集してほんと大変だったというのは僕は重々分かってるんだけど、ちょっとあれはなんかどうかなって気がしました。見てて」と率直に苦言を呈した。