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ドーナツ・ピーナツが上方漫才協会大賞の大賞受賞「名前に恥じないように」令和ロマンは特別賞


第10回上方漫才協会大賞が大阪で開催され、ドーナツ・ピーナツが大賞を受賞した。32歳のドーナツとピーナツは、受賞の重みと激励としての意義を感じつつ、これからも漫才に精を出す決意を表明した。令和ロマンは昨年の「M-1グランプリ2024」で2連覇を達成したが、特別賞にとどまった。バッテリィズは話題賞を、ジョックロックは新人賞を受賞した。その他、劇場賞、文芸部門賞、審査員特別賞が発表され、霜降り明星に特別功労賞が贈られた。カウス会長は、渋谷に新たな漫才劇場がオープンすることと、アインシュタイン河井ゆずるが協会副会長に就任することも発表した。

上方漫才協会大賞の大賞に輝いたドーナツ・ピーナツのドーナツ(右)とピーナツ(撮影・阪口孝志)

「第10回上方漫才協会大賞」が13日、大阪市のなんばグランド花月(NGK)で発表され、大賞には、ドーナツ・ピーナツ(ドーナツ=32、ピーナツ=32)が選出された。

ドーナツは「10回目といういう記念すべき日にいただいた。重みがすごいので、この賞をいただいてから頑張りたい」と喜び、ピーナツは「これからの激励の意味もあると思う。名前に恥じないように漫才を一生懸命やります」と意気込んだ。

昨年12月に行われた漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2024」で、史上初の連覇を達成した令和ロマン(高比良くるま=30、松井ケムリ=31)は特別賞、同準優勝のバッテリィズ(エース=30、寺家=34)は話題賞を受賞した。

カウス会長は「漫才クレイジー」と評価。くるまは「2年連続(M-1優勝)でも大賞には届かなかったか。大賞の壁は厚い」と悔しがりながら、「ドーナツ・ピーナツさんが『気まずい』と言ってた」と笑った。

新人賞はジョックロック(福本ユウショウ=37、ゆうじろー=26)が選ばれた。福本は「こんな栄誉ある賞をいただけてうれしいです」と喜んだ。

劇場賞はラニーノーズ、文芸部門賞はカベポスター、うただ、エバース、素敵じゃないかの4組が受賞。

今回新設された審査員特別コント作家賞をコットン西村真二、審査員特別コント演技賞をコットンきょん、上方漫才協会特別功労賞を霜降り明星が受賞した。

また、カウス会長は4月に東京・渋谷に渋谷よしもと漫才劇場がオープンすること、アインシュタイン河井ゆずるが上方漫才協会副会長に就任することも発表した。

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