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「べらぼう」にインティマシー・コーディネーター参画「絶対要る」「意図分かった」X大納得


NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」の第1話が放送され、日本人初のインティマシー・コーディネーター、浅田智穂氏の名前がクレジットされた。インティマシー・コーディネーターは、性的シーンの撮影で俳優の安全を支援する専門職で、作品は江戸時代の遊郭吉原が舞台。X上ではドラマのリアルさとICの重要性を称賛する声が多かった。主演の横浜流星は蔦屋重三郎を演じ、ドラマは経済をテーマにした新しい大河として注目されている。

東京・渋谷のNHK(2023年10月撮影)

NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(日曜午後8時)第1話が5日、放送された。

オープニングのスタッフロールに日本人初のインティマシー・コーディネーターの浅田智穂氏の名前がクレジットされた。インティマシー・コーディネーター(IC)は、映画やドラマなどの映像作品で、性的なシーンやヌードシーンの撮影をサポートする専門職。俳優の心身の安全を守り、演者と演出側の意向を調整する役割を担う。

同作品は東京の遊郭吉原が舞台。第1話には現役セクシー女優の吉高寧々、藤かんな、与田りんが出演。女郎が裸の死体で殺されて地面に寝ているシーンが登場する。

X(旧ツイッター)では「インティマシーコーディネーター」に対し「べらぼう第1話、ポップで華やかで生々しくて悲惨で、面白かった! インティマシー・コーディネーターが入ったのも納得。今の時代に重なる、欲にまみれたネオ大河。経済がメインテーマなのも面白い。これから1年、楽しみでありんす!」「飛び交う台詞も夜20時台ギリギリって感じだけど、素っ裸の女たちの骸が折り重なる絵作りで一番ギョッとしたよね…。こいつぁインティマシー・コーディネーター、絶対要るやつ…」「べらぼう、期待以上。びっくりするようなシーンがあって、インティマシー・コーディネーターの起用の意図がわかった」などと書き込まれていた。

主演俳優の横浜流星(28)は、1700年代に“江戸のメディア王”として名をはせた蔦屋重三郎を演じ、半生を伝える。大河ドラマ第64作目で、脚本は13年連続テレビ小説「ごちそうさん」や17年大河ドラマ「おんな城主 直虎」などを手がけた森下佳子が担う。語りは、蔦重らを見守る吉原の九郎助稲荷(くろすけいなり)として綾瀬はるかが担当する。

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