永野芽郁(25)佐藤健(35)が、23日、都内で、ダブル主演する映画「はたらく細胞」(武内英樹監督)メガヒット舞台あいさつに出席した。
同作は、人間の細胞を擬人化した斬新な設定で人気となり、テレビアニメ化もされた同名漫画の実写映画化。永野は赤血球、佐藤は白血球を演じている。13日に公開され22日までに128万人を動員、興行収入は17・5億円を記録している。
今回が最後の舞台あいさつ。お互いにメッセージを送り合った。佐藤は「こんなにたくさんの方の前でやることでしょうか?」と照れた。永野の「一言でもいいよ」に「いや、長尺ください」と返した。
佐藤は「永野さんが12歳のころに会って、NHKで共演して、その6年後にまた共演して」と歴史を語り、「ヒロインとして当然、芝居も素晴らしいんですけど、そこ以外の存在の仕方。例えば現場の空き時間、舞台あいさつやバラエティー番組の出方が、芝居と同じくらい大切だと、あなたを見ていると思わされる」と熱く語った。
「存在するだけで周りを喜ばせる人はいない。そこがあなたの本当に素晴らしい魅力的なところ。間近で見させてもらって、とても幸せでした」と話し、最後の「立派になったな」に、会場は惜しみない拍手を送った。
一方、永野は「どうしよう。しっかりコメントしてくれちゃって」と照れ笑い。「朝ドラの役は、絶対的にいてくれないと崩れてしまうような存在でした。そして、今回の白血球さんもいてくれないと困る存在」とし、「私からするといつもご一緒するときは、いてくれなくてはいけない人なんです」と話した。
「現場でも、番宣でも、取材でも、健さんが居てくれれば大丈夫だと思えるんです」と続け、「なので、これからも一緒にいてください」とお願いした。
この日、武内監督(58)芦田愛菜(20)阿部サダヲ(54)も登壇した。