漫才日本一を決める「M-1グランプリ2024」が22日、テレビ朝日系で放送され、関東地区の平均世帯視聴率が午後6時30分から30分間が12・1%(平均個人視聴率は8・1%)、同7時から190分間の平均世帯視聴率が18・0%(平均個人視聴率が12・7%)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。また、毎分最高世帯視聴率は21・4%(毎分最高個人視聴率は15・0%)だった。
関西地区の平均世帯視聴率は同7時から190分間が25・5%(平均個人視聴率は18・4%)、毎分最高世帯視聴率は29・6%(毎分最高個人視聴率が20・3%)だった。
第20回となる今年は、過去最多の1万330組がエントリー。多くの実力派が敗退するなどレベルの高さを見せた。決勝に進出したのは真空ジェシカ、トム・ブラウン、ヤーレンズ、エバース、ダイタク、令和ロマン、ママタルト、バッテリィズ、ジョックロックの9組。さらに、敗者復活戦を決選投票で勝ち上がったマユリカを加えた10組で争われた。
司会は今田耕司、上戸彩。審査員は礼二(中川家)山内健司(かまいたち)塙宣之(ナイツ)博多大吉(博多華丸・大吉)哲夫(笑い飯)柴田英嗣(アンタッチャブル)海原ともこ(海原やすよ・ともこ)石田明(NON STYLE)若林正恭(オードリー)。今回は9人全員が漫才師となり、山内、柴田、若林は初。
ネタ順を決める「笑神籤(えみくじ)」を引くゲストには、パリ五輪メダリストの阿部一二三、早田ひな、萱和磨が出演。最初に出演した阿部はトップに昨年の覇者令和ロマン、続いて昨年2位のヤーレンズを引いた。
ファーストステージで上位3組のバッテリィズ、令和ロマン、真空ジェシカが最終決選に進出。その最終決選では、5票を獲得した令和ロマンが栄冠を手にし、M-1史上初の連覇を達成した。