橋本環奈がヒロインのNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~金曜)の16日に放送された第56回の平均世帯視聴率が13・0%(関東地区)だったことが17日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は7・4%だった。瞬間最高は初回の16・8%。
時代は平成の“ど真ん中”、平成16年(2004年)。ギャル文化と出会った“平成ギャル”米田結が、栄養士として人の心と未来を結んでいく平成青春グラフィティ。「縁・人・未来」を結んでいく様子を描く。結は幼少期、神戸で暮らしていたが阪神・淡路大震災に被災。福岡・糸島に移住し青春時代を過ごした。高校卒業のタイミングで一家そろって神戸に戻り、栄養士を目指していく。
音楽担当は映画「呪術廻戦0」やアニメ「東京リベンジャース」などを手がけた堤博明氏。語りにリリー・フランキー。主題歌の「イルミネーション」をB’zが務める。
あらすじは、専門学校を卒業した結は、翔也(佐野勇斗)が野球部に所属している星河電器の社員食堂に勤めることになり、初出勤した。あいさつすると、食堂の責任者の立川(三宅弘城)は、栄養士は要らない、献立は自分が作っていると言い、相手にしなかった。結はパートさんの仕込みを手伝ったが、忙しい時間になっても他にすることがなく、、雑用だけで栄養士らしい仕事をすることもなく、時間だけが過ぎていった。その頃、翔也がいる野球部に、強力な新人スラッガーが入り緊張感が漂った。1週間が経ち、女性社員がおかずを残していることに気づいた。結が立川に食堂のメニューを見直すように提案すると、急に辞めると言い出して怒りだした。部長が駆けつけ、どうにかその場を収めた。家に帰った結は、聖人(北村有起哉)と愛子(麻生久美子)にこれまでのことを話して相談すると、聖人と愛子の意見が対立、夫婦げんかになった。