奈緒(29)と松田龍平(41)がダブル主演するNHKドラマ「東京サラダボウル」(25年1月7日スタート、火曜午後10時)の試写会と取材会が10日、東京・渋谷の同局で行われた。
警視庁の国際捜査警察官・鴻田麻里(奈緒)と中国語通訳人の有木野了(松田)がバディを組んで捜査にあたるストーリー。
奈緒はレタスのような緑色の髪で登場する。「カツラですか? それとも地毛ですか?」の質問に「カツラです」と即答。だが、松田が「うそです」と暴露をして、さっそく2人の息の合ったところを見せた。
その後に奈緒は「カツラのような地毛です。大切なビジュアルの1つだったので、検証を重ねてこの色にたどり着きました。初めて緑になった。結構いいんじゃないかと思っています」と自画自賛した。
サソリなどのゲテモノを食べるシーンもある。奈緒は「実際に食べているものと食べていないものがある」と説明したが、松田は「結構食べていた」と証言。奈緒は「ブタの脳みそを食べました」。松田は「気付いたらめちゃくちゃ食べていた。お芝居をしているから、顔には出ていないが心の中ではびっくりしていた」と明かした。
劇中の松田は流ちょうな中国語を操る。「まったく分からないところから始めた。難しい。抑揚が変わるだけで意味が変わるのですごく練習をした。いっぱいいっぱいでした」と話す松田に対し、奈緒は「NGもなく完璧です」と太鼓判を押した。
台本を初めて読み合わせる際に松田が台本を忘れたという。「今回よろしくお願いしますってあいさつしたら『台本を忘れた』っておっしゃっていて。私も忘れ物が多いので気があいそうだなと思った。緊張しないようにそうしてくださったんですよね」と話す奈緒に松田は「そう言ってくれることが優しい。とにかく優しい」と相方を褒めちぎった。
役柄同様にナイスなバディぶりで終始会見を盛り上げた。