ジャーナリストの立岩陽一郎氏が10日、フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜午前8時)に出演。9日に亡くなったフリーアナウンサー小倉智昭さんについて、「研究の対象になるくらいの功績を残した人」とコメントした。
立岩氏は「来年で100年を迎える放送という公共性に、1つの答えを出した」と、小倉さんの実績を評価した。「メディア史といえば長谷川如是閑とか徳富蘇峰とか、新聞記者の最初の人たちが研究対象となる。小倉さんは議論を巻き起こすのが放送の公共性だと体現した」と説明した。
目の前の事象に対して自分の思っていることを言ったり、行きたい現場に取材に出向く。小倉さんにはMCだけではなく、そんな一面があった。「今後、私たちが真剣に受け止めなければいけないメッセージだと思う」と語っていた。