歌手美川憲一(78)が8日、テレビ東京系「洋子の演歌一直線」(日曜午前5時30分)に出演。歌手デビュー60周年を記念した新曲「これで良しとする」に力を入れていると語った。
美川は「GLAYのTAKUROさんが作詞して、B'zの松本孝弘さんが作曲なさってくださった」と説明すると、MC長山洋子(56)が「すごーい」とパチパチと拍手。美川は「私らしい曲をつくってくれました。生きてるだけでいいじゃない、何も持ってはいけないし…とか」と歌詞の一部を披露した。長山から「けっこう打ち合わせして作られたんですか」と聞かれると、美川は「いえいえ、お任せしたんです」と即答。長山は「60年の記念曲ですね。60年スゴいですね。おめでとうございます」と再度拍手して祝福した。
長山は「人とのご縁があるんですね。歌番組ではほとんど一緒にならないじゃないですか」と振ると、美川は「松本さんとはロスに行ったときにお食事をしたんですよ。ずいぶん何年か前に。そのときに『60周年を迎えるんだけど、曲をつくってもらいたいな』って言ったら『ああ、いいよ』って簡単に言ってくださって」と作曲の経緯を話した。
長山は「えええええ!」と声をあげて「そんなノリなんですか」と驚いた。美川は「で、詞はどうする、って言っていたら、TAKUROさんと面識があって『書きたいな』って言ってたんで、って。松本さん経由で詞を書いていただいて」と淡々と話した。長山は「そんなのあるんですね、実際に。現実に」と口をあんぐりと開けた。