俳優生島勇輝(40)が、4日に東京・新宿「雑遊」で初日を迎える劇団「テアトロ・コメディア・デラルテ」の公演「落語 de コメディア『禁酒番屋と平林』」に出演する。
テアトロ・コメディア・デラルテは演出家で俳優の大塚ヒロタ(44)が主宰。コメディア・デラルテはイタリア発症の仮面を使用する即興喜劇。
今回は古典落語の「禁酒番屋」と「平林」がテーマ。生島は大酒飲みの侍・平林に扮(ふん)して、謎かけに挑戦。日本の古典とイタリアの喜劇が融合した、歌あり、アクションあり、笑いが随所にちりばめられエンターテインメント作品だ。
3日に行われた通し稽古に参加した生島は「コメディア・デラルテ自体は、もう何回もやっているのですが、今回は『落語×コメディア』をやってみませんかと大塚さんに提案したのが始まりでした。なので、稽古の段階でもいろいろとアイデアを出したりと、新しい関わり方になりました。大塚さんは『コメディアは全身全霊の喜劇』と言います。是非、劇場で体感してみて下さい」と話した。
8日まで全9公演。
◆生島勇輝(いくしま・ゆうき)1984年(昭59)4月4日、東京都生まれ。玉川大芸術学部卒業後、情報番組リポーターなどを経て11年(平23)に俳優デビュー。14年からテレビ朝日系ドラマ「緊急取調室」シリーズで「居酒屋しんじ」の主人役。20年(令2)のテレビ朝日系「仮面ライダーセイバー」では子連れ“イクメンライダー”仮面ライダーバスターを演じた。父はパーソナリティーの生島ヒロシ(73)、弟はダンサーで俳優の生島翔(39)。みなと気仙沼大使。今年7月、一般女性と結婚した。177センチ。血液型A。