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アンジュルム川村文乃、涙の卒業公演「キラキラしちゅうアイドルにしてくれてありがとう」


アンジュルムのサブリーダー川村文乃が卒業公演を東京・日本武道館で行い、ファンと感動の別れを迎えました。公演では「キラキラ」をテーマに28曲が披露され、最後のセレモニーでは1万人のファンの声援に包まれる中、アイドルとしての経験を振り返りました。川村は「アイドル人生は唯一無二でカラフル」と語り、涙と笑顔でファンに感謝を伝えました。彼女は16年にハロー!プロジェクトに参加し、その後アンジュルムに加入。21年には『1級マグロ解体師』の資格でも話題となりました。今回の公演をもってハロー!プロジェクトとグループを卒業し、芸能活動を終了します。

卒業公演となるコンサートに臨み、ファンに手を振るアンジュルムの川村文乃(撮影・江口和貴)

アンジュルムのサブリーダー、川村文乃(25)の卒業公演が28日、東京・日本武道館で行われた。

テーマの「キラキラ」をちりばめた全28曲のステージ。ラストのセレモニーでは、1万人の「文乃コール」の中、メンバーカラーのライトパープルのミニドレス姿で登場した。

高知のご当地アイドルから出発した15年間の道のりを振り返り、満員の武道館を胸いっぱいの様子で見上げた。「こんなにもたくさんの方に愛してもらえて。世界はこんなにもキラキラ輝いていて、愛であふれている」。また、「全力で泳ぎ続けたアイドル人生は唯一無二で、カラフルで、キラキラしちょって、面白くて」と飾らない高知弁でスピーチした。

コンサート中盤では涙をみせる場面もあったが、セレモニーでは最後まで笑顔。「アンジュルムで流した涙は、すべて意味のある涙。ムダな経験はなかった」とし「私をキラキラしちゅうアイドルにしてくれてありがとうございました。川村文乃という存在が、皆さんの心に輝き続ける1等星でありますように」。

ソロ曲は、ファンへの感謝の気持ちを込め、「夢見た 15年」を選曲。ライトパープルのペンライトで染まった会場に笑顔を向けながら、ポップな楽曲を完全燃焼で歌い上げた。

川村は16年にハロー!プロジェクト入りし、17年にアンジュルムに加入。19年からサブリーダーを務めた。21年には「1級マグロ解体師」の資格を取得し、話題を集めた。

この日はメドレーを含む全28曲を披露。川村は、本公演をもってハロー!プロジェクトとグループを卒業し、芸能活動を終了する。【梅田恵子】

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