橋本環奈がヒロインのNHK連続テレビ小説「おむすび」(月~金曜)の1日に放送された第25回の平均世帯視聴率が14・5%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は8・1%だった。瞬間最高は初回の16・8%。
時代は平成の“ど真ん中”、平成16年(2004年)。ギャル文化と出会った“平成ギャル”米田結が、栄養士として人の心と未来を結んでいく平成青春グラフィティ。「縁・人・未来」を結んでいく様子を描く。結は幼少期、神戸で暮らしていたが阪神・淡路大震災に被災。福岡・糸島に移住し青春時代を過ごした。高校卒業のタイミングで一家そろって神戸に戻り、栄養士を目指していく。
音楽担当は映画「呪術廻戦0」やアニメ「東京リベンジャース」などを手がけた堤博明氏。語りにリリー・フランキー。主題歌の「イルミネーション」をB’zが務める。
あらすじは、打ち上げで酔っ払った聖人(北村有起哉)は、歩(仲里依紗)が高校時代に傷害事件で警察沙汰になったことを思い出し、「俺は出来ることを全部やったのに…」と後悔の念をにじませた。打ち上げの途中、結は翔也(佐野隼斗)が帰るのを見送ろうとすると、陽太(菅生新樹)が現れ、翔也に結と仲がいいのかと詰問した。瑠梨(みりちゃむ)らハギャレンメンバーは2階の部屋に閉じこもった歩のところに行き、「ハギャレンをなくしたくない。続けさせて欲しい」とお願いした。居間では聖人が涙しながら「家族を後回しにして、歩や結を後回しにし、きちんと向き合ってやれなかった。歩がグレたのは俺のせいたい。だけど歩だけは…、なんとかしたかった。地震の時、きちんと向き合えなかったけ…結まで不良になって、俺はもう、父親として情けなか。情けなか」と涙し、酔い潰れたまま眠った。階段で聖人の話を聞いていた歩。愛子は「聞いてた、お父さんの大演説、次は歩の番だね」と告げた。打ち上げが終わり、結がハギャレンメンバーを見送り。別れ際に結は「じゃあ、うちはこれで。やめますんで。今日でギャルやめます。短い間ですが、お世話になりました」と一礼して別れた。