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【衆院選】小泉進次郎氏、2000万円は“知らなかった”自民苦戦に「責任を取ることが役割」


フジテレビ系の選挙特番で自民党の小泉進次郎選挙対策委員長が生出演し、現在の開票速報で自公が過半数割れの予測が出ていることについて「厳しい有権者の審判」を受け、選対委員長としての責任を果たす意向を示した。また、党の支部活動への2000万円の支給についても触れ、「公認候補者に対して党支部に支給された資金が理解されにくかった」と認め、非公認候補への支援の複雑さを謝罪した。小泉氏は資金配分についての決定に関与していないと述べた。

【イラスト】衆院の解散時勢力

フジテレビ系で選挙特番「live選挙サンデー 超速報SP」が放送され、自民党の小泉進次郎選挙対策委員長(43)が生出演した。

今回の選挙戦では自民党の「政治とカネ」が争点となり、結果、開票速報では自公が大きく過半数割れという予測が出た。小泉氏はこの結果に「ご指摘があった通り厳しい有権者の審判が下る、その見立てが強い中で、どのような結果であっても自民党の選対委員長(選挙対策委員長)である私がその責任を取ることが役割だと思っています」と述べた。

同番組メインキャスターの宮根誠司(61)に「責任を一定程度、取ると言うことですか?」と確認されると小泉氏は「はい」と即答。「いかなる結果であろうとも選挙の責任を取るのは当然の役割だと思う」と断言した。

さらに宮根は、自民党が衆院選候補者の党支部に2000万円を支給したことにも言及。「終盤戦に出た非公認の候補者に2000万円。国民は理解できなかったと思う」と小泉氏に問いかけると、小泉氏は「そうですね。宮根さんがおっしゃるとおり、これは自民党だけに限らず政党支部に対しての交付金というものは出しているんですけど、今回自民党が問われたのは非公認の候補に対する対応で。これは、非公認の方であっても離党とは違って引き続き支部長なんだと。支部の活動なんだといういことがなかなか理解得られるのは難しかったですよね。そこは受け止めなければならない」とした。再度「政党交付金を配ることは知らなかったのか?」と問われると「これは選対委員長の決裁案件ではありません」と答え、“知らなかった”とした。

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