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水谷豊「相棒season23」第2話11・2% 薫と高田が陥る窮地 政界を裏で操る利根川


テレビ朝日系ドラマ「相棒season23」第2話が放送され、視聴率は関東地区で11.2%を記録しました。主演の水谷豊が演じる杉下右京と寺脇康文の亀山薫による黄金コンビは3シーズン目を迎え、物語はアニバーサリーイヤーに突入。新シーズンは挑戦的なテーマを描くと水谷は語っています。今回のエピソードでは、総理大臣襲撃事件から始まり、過去の歴史的大事件と重なる状況が展開。右京は現場から手掛かりを見出し、闇バイトが関与している可能性に気付きます。最終的には、思いも寄らぬ事実を発見する一方で、薫と高田が捜査中に危機に陥るなど、ドラマティックな展開が描かれました。

水谷豊(2022年撮影)

水谷豊(72)主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season23」(水曜午後9時)の第2話が23日に放送され、平均世帯視聴率が11・2%(関東地区)だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は6・4%だった。

水谷演じる杉下右京と寺脇康文(62)演じる亀山薫の黄金コンビも3シーズン目に突入。通算10シーズン目となるアニバーサリーイヤーは、警視庁創立150周年でもある。常に“時代”を描いてきたが、水谷は新シーズンを「今、誰もがひんしゅくを買うことを怖がって萎縮しているような社会になってきた気がするのですが、『相棒』はひんしゅくを買うことを恐れずに、これからも挑んでいく。新シーズンでも“相棒ワールド”はますます進化していきます」と宣言した。

◆第2話のあらすじ

総理大臣の藤原(柴俊夫)が、遠隔操作の爆弾で襲撃されるという不測の事態が発生。議員殺害事件から続くこの状況は、1900年代初頭、当時内務卿だった大久保利通と、時の総理大臣・伊藤博文が相次いで暗殺された歴史的大事件に通じるものがあった。だが、警察は犯人の狙いすらつかめずにいた。

一方、臨場した右京は現場の痕跡から、テロ実行に、闇バイトが使われていた可能性に気付く。その推理は的中し、手掛かりをたどると、一連の事件にある人物が深くかかわっていることが判明。警察はその線で捜査を進めるが、右京は1人、違和感を覚えていた。

そんな中、高田(加藤清史郎)が勤務する交番を訪れた右京と薫は、高田から「議員殺害事件の現場に同行してほしい」と頼まれる。右京の捜査手法を肌で学びたいのだという。改めて現場検証を行う一行。すると、残されていた血痕から、思いも寄らない事実が浮上する。

ところがその直後、手分けして捜査にあたっていた薫と高田が絶体絶命の窮地に。さらに、政界を裏で操る利根川(でんでん)の周囲でも不穏な動きが…。

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