FUJIWARAの藤本敏史（53）原西孝幸（53）が、2日夜放送のABCテレビ「これ余談なんですけど…」に出演。かつての過酷ロケでのエピソードを振り返った。
この日、番組では「よう考えたら、スゴいことやってたな～と思うバラエティ番組ランキング」を紹介。かまいたちの濱家隆一（40）山内健司（43）が進行して「余談」を語る番組に、たけし軍団のガダルカナル・タカ（67）、ゆうちゃみ（23）らとともにゲスト出演した。
FUJIWARAはかつて、体当たり企画満載の往年の名物番組「吉本超合金」（テレビ大阪）を担当するなど、体を張ったロケも多かった。コンプライアンスの確立した現代では、到底考えられない企画もあった。
藤本が「原西が業務用のでっかい乾燥機に入れて回るか？ っていうのがあった」と回顧。原西は「頭おかしいやろ、企画が」と言いつつも、当時の影像も放送され、タカらも爆笑。藤本が「きれいに回ったよな、高速前転みたいな」と言い、原西も「遠心力で（縁に）張りつくんよ」と思い起こした。
この番組は、濱家も高校時代に見ていたと言い「陣内（智則）さんにドレッシングかけるだけっていうのもあった。当時高3で彼女とめっちゃケンカしてて、電話で。笑いこらえるの必死やった」。
そこで、原西が「犯罪まがいというか、犯罪やで！ 言うのもあった」と告白。企画としては「歌の歌詞そのままやろう（実行しよう）」というもの。原西は、尾崎豊さんの「15の夜」を歌いながら「路上出て、バイク盗んで走り出すという。もちろん返しますよ。でも、めっちゃ追いかけてきた。『待て～』って」と明かした。
さらに、原西には、忘れられないロケがあった。海外へ野生ゴリラに会いに行く企画だった。
「ゴリラに頭たたかれるという。『ゴリラは握力、1トンあるので、出会っても絶対に動かないで』って言われてて」
案の定、ゴリラの群れに出あい「一番前にいた一番デカいゴリラが俺の方に向かってきた」が、そのゴリラは「ブワーッとふりかぶって、でも、コンって」。こついた程度だったという。原西がツアーの同行者に「あれ、何？」と確認したところ、「あなたはゴリラに認められました」と言われたといい、スタジオに爆笑を起こしていた。
