モデルのSHIHO(48)が1日、東京・増上寺で行われた「東京タワー ピンクライトアップ点灯式&ドローンショー」に登壇した。
10月1日は「ピンクリボンデー」に定められており、乳がんについての啓発キャンペーンの一環として東京タワーをピンク色にライトアップ。増上寺境内から350機以上のドローンを打ち上げた。乳がん啓発のシンボルであるピンクリボンマークを形作るなど、巧みなパフォーマンスで観衆を沸かせた。
SHIHOは、今年に入って70歳の母に乳がんが見つかったと明かした。幸いにも早い段階で気づき、ステージ1だったという。「すぐ手術をして放射線治療をして、今は完治というんでしょうか、経過を見ている状態です」と話した。
タレントの梅宮アンナ(52)がステージ3Aの乳がん闘病中であることを明かしているなど、10人に1人が罹患(りかん)すると言われている病気だ。
SHIHOは、乳がんには遺伝も関係していることに触れ「母が乳がんになったことで、病院の先生にまず言われたのが『あなたは乳がん、大腸がんになる確率が1・5倍になるので気をつけて』と。前よりも意識が本当に高まりました。(乳がんに)なってない今、何ができるのかという視点もすごく大事だと思います」と語った。
美容ブランド「エスティ ローダー カンパニーズ」は乳がんへの理解を深める機会を提供することを目指し、同イベントを開催した。