歌手神野美伽（58）が12日、東京・コットンクラブで全編笠置シヅ子の楽曲で構成されたカバーアルバム「SIZUKO！QUEEN OF BOOGIE」発売記念ライブを行った。
序盤は黒のパンツルックにネクタイというシックな衣装で登場。19年にシヅ子役で音楽劇に出演して以来、その魅力にハマったといい、満員のファンを前に「東京ブギウギ」「ジャングル・ブギー」など笠置の楽曲を熱唱した。
MCでは前日に笠置のお墓参りに出かけたことも報告。自身は先月、再婚報道が出たばかりので、会場からは「結婚おめでとう！」の声も。驚きながらも「長くなるからまた今度！」と照れくさそうにコメントした。
終盤には「初トライです」と言いながら淡谷のり子の大ヒット曲「別れのブルース」を歌唱。その後も「どうしても歌っておきたい」と昨年末に亡くなった親交深い八代亜紀さんの楽曲「舟唄」も披露した。「ここ最近、人は必ず亡くなるんだ、ということを実感することが多かった」と語り「だから目いっぱい歌おう、目いっぱい生きようと思います」。アンコール含め全12曲で会場を沸かせ、ライブを締めくくった。
神野は今後、8月10日と13日に帝国ホテルで行われる「IMPERIAL JAZZ 2024」への出演も予定している。
