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伊藤沙莉、NHK朝ドラ「虎に翼」17・3% 汐見らを家に届けた寅子は、香淑と再会


朝ドラ「虎に翼」主演の伊藤沙莉(2024年3月撮影)

伊藤沙莉がヒロインのNHK連続テレビ小説「虎に翼」(月~金曜)12日に放送された第53回の平均世帯視聴率が17・3%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は9・9%だった。平均世帯視聴率の最高記録は第45回の18・0%。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官となった三淵嘉子(みぶち・よしこ)さんをモデルにした昭和の法曹界が舞台の物語。伊藤はヒロインの猪爪寅子(いのつめ・ともこ)を演じる。

朝ドラ110作目で、三淵嘉子さんをモデルにした半生を再構成してフィクションとして描く作品。「虎に翼」は中国の法家「韓非子」の言葉で「強いものの上にさらに強さが加わる」という意味。

石田ゆり子、三代目J SOUL BROTHERS岩田剛典、松山ケンイチらが出演。尾野真千子が「語り」を担当。よるドラ「恋せぬふたり」で向田邦子賞を受賞した吉田恵里香氏が脚本。主題歌「さよーならまたいつか!」をシンガー・ソングライター米津玄師が務める。

あらすじは、家事審判所と少年審判所の合併の話し合いはまったく進展しない。しかし多岐川(滝藤賢一)にはいまひとつやる気が感じられない。戸惑いながらもできることを模索する寅子(伊藤沙莉)は多岐川に直接交渉を試みる。すると多岐川はなぜ早く言わないと寅子を叱責(しっせき)。多岐川は久藤(沢村一樹)の元に寅子を連れて行き、アメリカのファミリーコート(家庭裁判所)の話を聞かせる。多岐川の熱意を初めて感じ、意外に思う寅子。

会合で酔って寝てしまった汐見(平埜生成)を多岐川と自宅に送り届けた寅子。その家にいたのは、大学でともに学んだ香淑(ハ・ヨンス)だった。

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