＜はるかぜの便り：UX大西遥香アナウンサー＞
ゴールデンウイークも後半です。みなさんはいかがお過ごしでしょうか？ 特に予定を立てていなかった私は「近場で楽しめる所へ！」と新潟県立自然科学館へ行きました。
これまで取材などで何度か訪れたことはあるものの、ゆっくりと見てまわるのは実は初めて。プラネタリウムや新潟の歴史、見て体感できる展示が多く、大人でも勉強になることがいっぱいでした。
中でも今回のお目当ては特別展「キボリノコンノ展」。木彫りアーティスト、キボリノコンノさんの作品展です。木でできた本物そっくりの作品が話題で、最近テレビのクイズ番組などでよく見かけていたので、この目で見てみたい！ とずっと気になっていたんです。
作品を見るまでは「自分はきっと作品と本物を見分けられるだろう」という自信がありました。ところが、実物を見るとびっくりの連続。1番驚かされたのはその質感です。木でできているはずなのに、柔らかい物、例えば、食パンは本当にふわっとした質感を感じましたし、コーヒーは液体の動きまでもが感じられました。色付けも本物そっくり。自信は一気に吹き飛び、気づけばかじりつくように作品を眺めていました。
クイズコーナーもあって、大人も子どもも大盛り上がり。中でも私が一番悩まされたのが100匹の「煮干し」の中から木彫り作品を見つけるというかなりの難問。1つ1つ違う形をしているのですが、どれも本物にしか見えなくて…。ちなみに私は不正解でした（笑い）。
「キボリノコンノ展」は今月12日までの開催です。木でできているのはどれなのか、脳がだまされる感覚を感じに、ぜひみなさんも行ってみてください。クイズにもぜひチャレンジを。（新潟テレビ21アナウンサー）
